- 研究開発部 | 2013年入社
- 石黒康平
「今できないことにあえて飛び込んだ方が、
視野も広がるし、できることも増えると思います!」
「就職活動するにあたって、『1つの分野で、与えられた仕事をやるのは嫌だ!』と思っていました。ですから、初めから大企業という選択肢はありませんでしたね。
そういう意味では、他の就活生とはちょっと違っていたかもしれません。」
大学の工学部で電気系の研究をし、ゼミで「アクチュエータ」を専攻していた石黒さんは、就職活動中にリクルートサイトでWACの募集を見つけると、すぐに応募。
試験を受けて合格の通知をもらうと、すぐに入社を決めたという。
「こんなに少ない社員数で、世界の70%以上のシェアの製品を作っているってすごいな!と思いました。入社前に月3日の事前研修があるんですが、部署ごとや仕事の“壁”がない会社の雰囲気も自分にあっているな、と思いました。」
入社した石黒さんは、1年目は社長の下で「圧電アクチュエータ」の勉強しました。その際、それまで社員の頭の中にしかなった製品の品質に関する情報のドキュメント化へ自ら手をあげて取り組みQC(クオリティ・コントロール)関連業務に従事。2年目でさらに品質保証の現場に携わるため正式に品質保証部へ異動し、そこで多くの図面を見る機会が多かったことから、3年目には図面担当になって、それまで手書きや平面だった図面の3D化に着手。さらに4年目からは、「アクチュエータ」から、当時比較的トラブルが多かった「コントローラ」の図面化の方へ移行。 「コントローラ」の知識と現場の技術を身に着け、手順書のベースを作り上げると、それを製造部に引き継ぎ、今度は、人手が足りなかったということもあり、ソフトのプログラミングの担当に。
「私は、性格上一つのことを長くやっているとさぼってしまう弱点があるんです。それがわかっているので、あえてわからないこと、新しいことに取り組むようにしているんです。それを、受け入れてくれる“多様性”や“包容力”がこの会社にはありますからね。これから就職する学生さんも、自分で学んできたことを活かす、ということだけではなく、あえて、わからないことに取り組んだ方が、視野も広がるし、できることも増えると思うんです。そのことが結局やりたいことに必ず結び付いて、もっといい結果が出せるようになることを私は実体験してきましたから・・・。私も、これからも常に新しいことに、どんどんチャレンジしていくつもりです。」